ニューロ・ロジカル・レベルを使って娘の不登校と向き合ってみる。

高校一年生の娘が学校に完全に行けなくなって、1か月が経とうとしています。

中学3年間不登校だった娘の高校生活。
中学3年間不登校だった娘が受験して、高校生活がはじまりました。1学期はどうにかこうにかしてがんばって通学していましたが、2学期になってだんだんと不安定になってきてとうとうまた不登校になってしまいました。

嫌なクラスメートや先生がいるわけでもなく、勉強の方もいろいろと配慮してもらっている

のにも関わらず、学校へ行けていません。

特に部屋に引きこもったりとか、家族との会話がないとかは全くなくて

食は細いのですが、作ったものは美味しそうに食べてくれます。

傍からみると元気で、なんの問題もなさそうですが、時折、内面ではすごく苦しんでいるのが

伝わるときがあって、私もせつなくなります。

その反面、変わらないまま学校に行けず、留年をしてしまい、そのまま退学するのではないか

という不安がつきまとい、私自身も心配で苦しくなる時もあります。

そして、周りのほとんどの子供は当たり前のように学校に行って、嫌々ながらも勉強したり、

友達との関係などで悩んだりしながら、学校生活を送っているのに、うちの子はどうして

それができなのだろうと心の中で責めてしまいます。

こうやって、私自身が他の子供と比べてしまい、それが知らず知らずのうちに

娘にも伝わり苦しめて、結局それが悪循環になってしまっている残念な状態になっている

のは事実です。

どうしたらいいものかといろいろと調べていた時にふっと興味深い記事を目にしました。

ニューロ・ロジカル・レベルといって、

人間の意識を6つの階層に分類したものを体系化して、自己分析をするのに使う

NLP(神経言語プログラミング)のモデルについて書かれていたもの。

何かのヒントにならないかと思い、読んでみました。

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ニューロロジカルレベルの6つの階層とは。

人間の意識には6つの階層に分類されます。

土台部分から、環境、行動、能力、信念・価値観、そして頂点が自己認識になり、その5つの

レベルでピラミッド型が作られます。

一番下にある環境レベルは外的要因が大きく関わるので、客観的な意識となり、

上の階層にいくたびに自分の内面に向かっていくので、主観的な意識になります。

下の階層の「周囲に対して」から、上層は「自分に対して」という意識になる

いうわけです。

下層3つのレベルに意識を向けるとどうなるのか。

下層部分にある3つの意識レベル(環境・行動・能力)は客観的な意識になります。

例えば、不登校の娘のことを仮にあてはめてみるとします。

・能力レベルにある

「学校の授業内容の理解。」

   →「中学時代は全く勉強していなかったから、高校の授業はついていける

     はずがない。」

・行動レベルにある

「早起きをする。毎日、電車通学する。」

   →「毎日早起きして、電車通学をしているので、眠いし、疲れて何もできない。」

・環境レベルにある

「クラスの雰囲気。他人であるクラスメートと先生がいる。学校が遠い。」

   →「クラスメートや先生は家族のように接することができないから、

     一緒にいると気疲れしてしまい、学校生活を楽しめない。」

というような意識の向け方になるとします。

注)直接娘には聞いたわけではないので、あくまでも私の憶測です。

こうやって、下の3つの階層だけに意識が向いている。

いわゆる周囲に対してだけ意識が向いているから、常に焦り、自信を失くして、

人に気を使い、結局は楽しくない日常を自ら選んでしまって、

劣等感や優越感といった役の立たない感情に大切な人生を振り回されてしまう

ことになります。

これは娘だけではなく、私にも言えることです。本当に耳が痛い話です。

上層の2つの階層に意識を向けるとどうなるのか。

反対に上層部の2つの

価値・信念レベルと自己認識(アイデンティティー)レベルに意識を向けてみる

ことにします。

この2つのレベルに意識を向けると、

周囲に対してではなく、自分に対して状況を把握することになるので、

劣等感や優越感などの無意味な感情に振り回されることがなく、

今自分がやるべきことが明確になり、目標や夢が達成しやすくなると言われています。

今度はこれを娘に当てはめてみると、

価値・信念レベルにある

「自分は何を大切にしているのか。どういった価値観が重要なのか。」

「絵が上手になりたい。

  もっと上手になりたいから、進学して専門的な美術の勉強をしてみたい。」

自己認識(アイデンティティー)レベルでは

「自分はどんな人間なのか。自分の役割や使命は何か。」

「独自の世界観をもつような作家になって、美しい絵をたくさん描いて、

  多くの人を感動させたい。」

という風になるのでしょうか。注)これもあくまでも憶測です。

こうやって、自分自身にだけ意識を向けることで、他人からの評価や評判に気を留めること

なく、淡々と自分が今やるべきことをだけを積み上げていって、そうやっていくうちに

段々と自分自身に自信がついていきます。

そして最終的には

自分自身の思考と感情と行動が全て一致して、一本筋が通ったような人間になれる

と言います。

心と行動を一致させて、モヤモヤ感をなくす。

不登校の娘がいつも言う言葉。

「学校には行かないといけない。行きたいと思っているのに、体がいうことをきかない。」

といった心と行動が不一致な感情やモヤモヤとした違和感で苦しめられているのは、

そんな能力と行動と環境のレベルに意識が特に娘は向きすぎているからなのかなって

思ってしまいます。

でも、そんな話をしたところで、苦しんでいる娘に響かせることは難題です。

そして、その前に私自身が自分の環境レベルに置かれている娘の不登校に意識を向けて

ばかりいることを気づかされたました。

娘を変える前に、私自身が変わらないといけないなって思いました。

まずは、私がそこにばかり意識を向けていないで、上の階層まで意識を向けるようにして

いって、心と行動を一本化していこうと思います。

そこで、最近よく耳にする「アウトカム」という言葉。

「成果」や「結果」、「目標」という意味ですが、NLP(神経言語プログラミング)で言う

「アウトカム」は「こうなればいいな」といった望ましい姿をいいます。

その「アウトカム」をきちんと設定することで、このニューロロジカルレベルにある

階層をひとつずつ見直していって、最終的に心と行動を一本化して、モヤモヤとした

違和感を解消していきます。

まずは「アウトカム」を設定する。

こうなればいいなと思う「アウトカム」を設定するには、いろいろな約束事があります。

①自分が率先して始められて、自分でコントロールできるもの。

→結果や成果における責任が自分自身にあること。

②文字で表すのではなく、五感に基づいての表し方にする。

→視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚を使って、こうなればいいなというイメージを

 高めていく。

③肯定形で表現する。

→「失敗したくない」などと否定形で表現してしまうと、「失敗」のイメージを

 無意識のうちにフォーカスしてしまう。

④「状態」ではなく「形」で表現して、具体的に「期限」と「数値化」で表現する。

→「やる気になる。」「自信が持てるようになる。」ではなく、

 「3カ月後に5キロやせる。」「半年で本を30冊読む。」というように設定すると、

  計画が立てやすく、するべきことも明確になって、達成しやすくなり、

  その結果のおかげで、やる気になったり、自信が持てるようになります。

⑤目標は「目標+α」で設定する。

→目標を達成できたら、どんな利得や可能性が生まれるのか。達成することで、

 どんな意味や意義をもたらすのか。と目標のその先の+αの部分を見出す。

 この時も五感に基づいてイメージしながらがポイントです。

以上、娘の不登校がきっかけで、NLP(神経言語プログラミング)のことを少しですが

知るようになって、わたしにとっては納得できる内容だったので、とても興味深く

読むことができたのと同時に気持ちが少し楽になりました。

こういった意識の向け方を変えるというのは、一朝一夕でできるものではなく、

筋トレのように毎日少しずつトレーニングしながら、徐々に身につけていくもの

だと思います。

一連の流れに沿って、まずは娘の不登校に対しての私自身の「アウトカム」を考えていき、

まずは私自身の心と行動の不一致感をなくして、一本筋の通った人間になれるように、

いろいろと試していきたいと思います。

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