行きたい大学が言えず浪人した長男の話。

今度は長男の話。

今年3月に高校を卒業しました。

高校の同級生はほとんどみんな進学して、現在は充実したキャンパスライフを送っています。

でも、うちの息子はというと、受けた大学はどこも決まらず、結局、今は浪人生です。

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競争心のないおっとりした息子。

娘とは3つ違いなので、中学と高校を同時に卒業して、同時に進学になるので、受験シーズン

になると、ヤキモキの思いももちろん2倍です。

それでも不登校の娘のことで私も手が一杯だったので、息子のことは夫にできるだけのこと

を任せていました。

息子は、赤ちゃんの時からアトピー性皮膚炎で過保護に育ててしまったせいか、おっとりした

優しい子でですが、競争心があまりなく、スポーツにしても勉強にしても、精力的に何かに

打ち込んでいるというところを見たことがありません。

どちらかというと不登校だった娘の方のが、絵を描くことが大好きなので、ごはんを食べるの

を忘れるくらいに夢中になっている姿を見ることが多かったです。

なので、受験も普通に授業を受けて、中学の成績の中で無理のない高校へ進学して、大学も

クラスメートがみんな進学するからみたいな感じで、必死に勉強してという光景も目にする

ことはありませんでした。

大学受験に対しても欲がないと思っていたら。

それでも、とりあえず休まずに学校に行ってくれているだけで有難いと思わないといけない

のですが、そんなゆるい考えで高い授業料を払って大学に行くの?と思うと、諸手を上げて

大学進学の応援がなかなかできない自分がいました。

そして、夫は息子の人生なんだから、親がどうこう言うべきではないと、勉強するのもしない

のも息子次第とだけ言って、結局は息子の思う通りにしていました。

高3の受験シーズンになって、クラスメートは推薦でどんどん大学が決まる中、息子は推薦を

全く受けずに担任の先生に勧められた大学の一般入試を2校だけ受けて、見事2校とも落ちると

いう無残な結果に本当に私も悔やみました。

ところが、その時初めて息子の口からでた言葉「東京の大学に行きたい。」

ずっと東京の大学を受験したかったけど、娘にかかりきりの私に相談できず、また娘は

私立高校の受験しか考えていなかったので、金銭面のことでも夫にも言えず、ずっと悶々と

した思いで受験勉強して、行きたくもない地元の大学の受験をしないといけないといった

ジレンマを抱えながら過ごしていたようでした。

息子はいつも飄々とした感じだったので、そんなことで苦しんでいたことを知る由もなく

本当に私も夫も情けない思いでいっぱいになりました。

やっと方向性が決まったようです。

息子が上京するとなると、親としては経済的にも精神的にもとても苦しい状況になってしまい

ますが、夫自身も地方から上京して東京の大学に通っていたので、本人がどうしても行きたい

と言うならば、自分でどうにかすると理解を示します。

夫は娘のこともそうでしたが、息子の受験のこともいい意味でも悪い意味でもあまりくよくよ

しないで基本大らかな考えなので、そういった意味では正反対の私の性格からしたらずいぶん

と助けられていたかもしれませんが、正直、経済的なことを考えると身につまされる思いにも

なります。

ですが、ここはネガティブなことは考えないで、生まれて初めてともいえる息子の自己主張

を尊重することが一番大事だと思うようにして、そのためにどうすればいいのかを考える方

のが重要なのだと自分に言い聞かせます。

このころになると、現役での受験はもう間に合わない時期になっていたので、

このモチベーションを維持するためにも痛い出費ではありましたが、予備校へ行かせることに

して、ようやく志望校も決まり、来年の受験に向けて以前よりは勉強してくれるように

なりました。

昔とはずいぶんと変わった現在の大学入試。

今回はもう少し私も今の大学受験のことを知るようにしないとと思い、予備校で行なわれる

保護者会にはこまめに出席し、現在の入試について、いろいろと説明を受けるのですが、

今は昔と違って入試方式が複雑化していて、もうちんぷんかんぷんです。

要は子供が減ってきている中、大学側も少しでも多くの生徒を入れたいと考えているので、

私たちの時はどちらかというと落とすための入試だったのが、今は合格させるためにいろいろ

な手段で受けられるような入試になっています。

これは大学によって、それぞれ独自の採点方式があったり、入試問題の内容や難易度も科目に

よって違っていたりして、本当に特色がバラバラであったりですが、少子化の今、大学側も

少しでも多くの優秀な生徒を獲得するために、一生懸命なのでしょう。

受験したい大学が決まったら、WEBでも受験要項として細かく記載されているので、

しっかりと読んで分析をして、受験科目を決めたりセンター試験の利用をするかしないかなど

いかに自分が合格しやすい方法を見つけるのがベストだと。

そんなことは受験生の親なら当然知っておくべきことかもしれないのに、私も今さら

「へぇ~。」と言っているので、息子のことをとやかく言える立場ではないかもしれません。

また、予備校の先生はこれは昔から変わらないのですが、とにかく行きたい大学の赤本を

繰り返し解くことが一番だと言ってました。

出題傾向をちゃんと知って、そこから苦手なところを克服していく。

それが一番の合格への近道だとおっしゃっていました。

子供の受験もマインドフルネスの精神で。

保護者会から戻り、早速息子に「赤本はちゃんとやってる?」と聞くと、

息子は「ううん。」と (-_-;)

「…」です。

とにかく自分が納得いくだけのことはさせてやって、後はどうなろうとそれは息子が今まで

やってきた結果そのものだから、息子も納得してそれを受け止めるだろう。

を信じて、あともう少しグッと堪える日々を過ごしていかないとと思うのと同時に、

これからかかってくる莫大な教育費をしっかりと考えていかないといけません。

娘が大学卒業するまでと考えるとあと7年。

私も夫もしっかりと働けるように体力づくりと、もっと柔軟に頭が使えるように訓練する

必要がありますが、とにかく先のことはくよくよと考えずに、それでこそ常に

マインドフルネスを意識して、今現在をきちんと生きていくしかありません。

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