生後一週間の子猫を保護、初めてのお世話。

GWの後半に近くに住む高校生の姪っ子から、突然LINEが送られてきました。

家の敷地内に産み捨てられていた子猫を保護したけど、お母さんが仕事でいないので

どうすればいいのかわからないから、助けてほしい。との内容でした。

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カラスに狙われていた赤ちゃん猫を保護。

私もこういったことは初めてだったので、とりあえず近くのペットショップに行き、

子猫用のミルクと哺乳瓶を買って、娘と一緒に姪っ子の家に向かいました。

段ボール箱の中で、ハムスターほどの小さい赤ちゃん猫が2匹、体を寄せ合って寝ています。

姪っ子は言うには、その前の日に白いきれいな野良猫がやたらと行き来するので、

おかしいなと思っていたらしく、そーっとその猫の後をついていくと、

家の裏側の細いスペースにある枯れ枝が落ちて一塊になったところに

5匹の赤ちゃん猫を産んでいたそうなのです。

姪っ子は、そのままにして一旦家に戻ったらしいのですが、その間に察知した白い親猫が

5匹のうち3匹を別の場所に移したらしく、またその場所に行くと2匹だけになっていた

そうで、また親猫が迎えに来るだろうと遠巻きにして様子をみていたようなのですが、

何時間たっても一向に現れません。

そうこうしているうちに、塀の上でカラスがずっとその赤ちゃん猫を狙っているのを

見つけ、姪っ子は居ても立ってもいられず、保護したというのです。

私もそうなのですが、姪っ子の母親である私の妹には猫アレルギーがあり、

保護してもそのまま飼うことはできないので、保護したと聞いた時は困ったのですが、

そうやってカラスに狙われていたと知ると、いくら猫アレルギーあったとしても、

黙って放って置くことは私もできません。

初めての赤ちゃん猫の世話。

とりあえず、お腹が空いているだろうとミルクを作って専用の哺乳瓶で

飲ませてみるのですが、2匹とも全く飲んでくれません。

抱っこしても小さすぎて、片手で持って片手でミルクを飲ますにも、

赤ちゃん猫を持つ手は握っただけで壊れそうなので、どうしても

恐る恐るの飲ませ方になってしまいます。

生まれて数日しか経っていないようなので、目も開いておらず、

泣く声もちゃんと出ていません。

ですが、ミルクを飲まないと衰弱してしまうので、私と姪っ子と娘の3人で、

一人が子猫を抱っこして、一人がミルクを飲ませるというように、

協力し合って哺乳瓶の乳首を口に入れようとするのですが、

子猫も飲み方がわからないのか、顔を動かして乳首をくわえることもしてくれません。

ちょうど家にあったスポイトも一緒に持ってきたので、

スポイトでミルクを口元に垂らすとようやくペロペロとなめてくれて

まずは一安心ですが、哺乳瓶になれるまではなかなか道のりが厳しそうです。

とにかく2匹の赤ちゃん猫の育て方が全くわからないので、姪っ子も私たちも

いろいろと赤ちゃん猫について、スマホで調べてみるしかありません。

まず、赤ちゃんの子猫は保温が重要だということ。

ダンボールの底にはフリースを敷いて、熱いお湯を入れたペットボトルを

タオルで巻いて子猫の傍に置いてやります。

すると、寒かったのか、その温かいペットボトルを巻いたタオルの中に

2匹がモソモソと潜り込んでいきます。

なんとも言えないくらい愛らしい光景でありながら、親猫と離れ離れになってしまい、

可哀想で切ない気持ちになります。

また、排泄は赤ちゃんのうちは自力ではできないので、

ティッシュペーパーでお尻の部分をちょんちょんと刺激して排泄をさせます。

これもどのくらいの力なのか、さじ加減がわからないので、恐る恐る、

3人であーでもないこーでもないといいながら、もう大混乱です。

そして、保護したらまずしないといけないのが、動物病院につれていくこと。

健康状態や感染症、ノミなどがいるかと診てもらわないといけないそうなのです。

ちょうどGWの連休中で、動物病院はどこも開いていないと思っていましたが、

調べてみると近所に一軒だけ祝日の午前中だけ開けている病院を見つけ、

次の日に一緒に連れていくことにしました。

そうしているうちに、仕事だった妹が帰ってきたので、世話に関する注意点を全て話して、

姪っ子が一晩面倒をみると言ってくれたので、私と娘は家に帰ることにしました。

赤ちゃん猫、動物病院で診察を受ける。

次の日も妹は仕事だったので、私が付き添い、動物病院で診察を受けます。

姪っ子が保護した経緯や昨日の様子などを先生に話します。

男性の先生は大きな手で赤ちゃん猫をひょいと持ち上げて、

一緒に持ってきた哺乳瓶を手に取り赤ちゃん猫に与えようとします。

すると、1匹の赤ちゃん猫だけがゴクゴクを飲み始めました。

先生いわく相当お腹が空いていたねと。

もう1匹も同じようにすると、その子は飲み方が下手らしくなかなか飲んでくれません

でしたが、どうにか奥歯で乳首をくちゃくちゃしながらもミルクを出していたので、

そのうち慣れて飲んでくれるだろうと言われました。

おしっこも先生が刺激するとスムーズに出してくれました。

先生はやはり慣れているのもあると思うのですが結構な力で強引にミルクを飲ませたり、

排泄もゴシゴシとティッシュペーパーでこするようにしていたので、

私たちの昨日の恐る恐るのやり方では子猫たちもなかなか反応してもらえないと思いました。

ノミや感染症、病気の心配もなく、2匹とも元気だと言われて一安心です。

初めて知った子猫を里親に出す時の事情。

2匹とも健康だとわかり、それは嬉しかったのですが、それでもこの赤ちゃん猫たちを

そのまま飼えないことを話すと、先生は里親に出すとしても、よほどのネコ好きなら

まだしも、一般的には離乳するまではこちらで面倒をみて、

固形物が食べられるようになってからでないと里親はみつかりにくいと言うのです。

この子たちは産まれて一週間は経っているようなので、あと3週間くらい経たないと

里親に出すのは難しいでしょうね。と言います。

そして、母猫が産んだ場所をもう一度探してくる可能性があるので

猫の泣き声が聞こえたら、その場所に子猫を返してやるのも一つの手段なので、

気をつけて様子をみてみるようにとも言われました。

でも、その時に姪っ子が

「カラスがずっといるので、もしその前に連れていかれたらどうしよう。」と言うと、

先生は

「3週間だけだとしても、アレルギーや住まいの事情でどうしても飼えないのなら、

保護はせずに母猫に返すのが一番なのだけど、

実際にはその前にカラスに食べられるケースは少なくはない。」と言います。

それを聞いて、姪っ子も娘も私も言葉を失ってしまいました。

でも現実問題、幸い今のところは私も妹もアレルギー症状は出ていませんが、

もしひどい喘息や発疹やくしゃみが出たりしたら・・・と思うと本当に考えさせられます。

姪っ子はとにかく自分の部屋で離乳するまで面倒をみることを決めて、

その話を聞いていたそこの病院の助手の女性が、友人に子猫を探している人がいるので、

離乳したらまた言いにきてくださいと言ってくれました。

なかなか上手くいかない赤ちゃん猫の世話。

病院を出ると、姪っ子はまだ一人でミルクを飲ませるのは不安だと言うので、

今日はうちに一緒に戻って、3人で世話をしてみました。

早速おしっこを出そうと、先生のようにやや強引にこすってやると

出すようになり良かったのですが、

ミルクやりは、やはり先生のようには上手く飲んでくれず、結局スポイトで

せっせとあげてみましたが、思うようにミルクは減らず不安が募ります。

でも、子猫は昨日よりもよく泣いて、這いつくばりながらでも歩こうとして、

たった一日でとても成長している感じだったので、

姪っ子も不安ながらも一人でみると、自宅に連れて帰りました。

その時、私はよほどうちで面倒みようかと言いそうになりましたが、姪っ子はもう高校生。

ここは彼女を信じて、子猫たちをまかせることにしました。

次の日の朝、姪っ子からLINEが入り、一晩中ミルクを飲まず、うんちもしないと

心配していたので、もう一度昨日の動物病院に一緒に連れていくことにしました。

先生のミルクの飲ませ方を動画に撮って、うんちの出させ方をもう一度聞いてみる

ことにしました。

獣医さんから聞いた赤ちゃん猫の世話の仕方。

ネットで調べたら、ミルクは3時間から4時間ごとにと書いてありましたが、

先生は子猫は泣いたらお腹が空いた合図なので、

1時間であろうと泣いたらあげてくださいと言います。

もし思うように飲んでくれず、気になるようならば、

こまめに家にある秤で測ってやって、極端に減っているようならば、

病院に連れてきてください。と言われました。

でも元気なので、根気よく飲ませてみるか、

粉ミルクではなく最初から液体の子猫用ミルクなら飲む子もいるので、

それを試してみるのもいいとも言っていました。

うんちはまずミルクをしっかりと飲まないと出ないもので、飲んでも出ない時は

綿棒にハンドクリームをつけてお尻の穴に差し込んで促してあげてくださいと、

先生は1㎝くらい綿棒の先をお尻の穴に入れて、こちょこちょとしていました。

ただ、ミルクは消化吸収がいいので、うんちが出ない場合もあるので、

お腹が張っているようならば、そうするようにとも言ってました。

私にとっても姪っ子にとっても、全てが初めてことで、このGW後半の3日間は

赤ちゃん猫たちに振り回されましたが、小さな命に向き合い、久しぶりに愛おしい思いに

なれたりして、貴重な体験をさせてもらったりしました。

姪っ子も試行錯誤しながら、しばらくはたくさんの経験をしていくと思いますが、

離乳した時のことを思うといろいろとまた考えさせられることがありそうです。

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