子猫のおかげで分泌された幸せホルモン「オキシトシン」。

高校生の姪っ子が赤ちゃん猫を保護して、今は試行錯誤しながら世話をしています。

生後一週間の子猫を保護、初めてのお世話。
GWの後半に近くに住む高校生の姪っ子から、突然LINEが送られてきました。 家の敷地内に産み捨てられて...

毎日のようにLINEで様子を送ってきてくれるのですが、日々成長していて私も嬉しいです。

姪っ子が学校へ行っている時は、母親である私の妹が世話をしているのですが、

その妹から「どうしてもうんちが出ないし、ミルクも飲んでくれない。」

と連絡が入りました。

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案外難しい子猫のミルクやりとうんち。

仕事帰りに妹の家に寄って様子を伺います。

妹は3~4時間毎のミルクやりで寝不足だとかなりお疲れ気味でしたが、

猫アレルギーの症状は出ていないらしく、一生懸命世話をしているようでした。

前より大きくて深くなった段ボール箱の中で、2匹の子猫は体を寄せ合って

スヤスヤと眠っていたのですが、私は1匹を持ち上げて排泄を促します。

獣医がやっていたようにティッシュペーパーでこすってやると、

おしっこは出してくれるのですが、ウェットティッシュに変えて肛門の周りを

こちょこちょと揉んでみても、うんちが全く出そうにありません。

次に綿棒にハンドクリームをつけて、肛門に少し突っ込んでみましたが、

それでも全くうんちらしいものが付着しません。

それよりもミャーミャーと大きな口を開けて泣き叫び、

小さい手と足をめいいっぱい動かしてものすごい力で反抗します。

お腹が空いているのかと思い、ミルクをあげると哺乳瓶に向けて

手を押さえるようにして、ゴクゴクととても上手に飲み始めます。

どうやら、妹はあまりに動くので、哺乳瓶の乳首を上手く口に入れてやることが出来ず

それを「ミルクはいらない」と思いこんでいたらしく、

私が子猫の口元を人差し指と親指でぐっと押さえながら固定させて、

ミャーと口を開けた隙に乳首を入れると上手く吸い付いてくれました。

まだまだハムスターほどの壊れそうに小さい体なのですが、考えられないくらい

ものすごい力で動きまわるので、少々の力で押さえつけないと世話はできません。

2匹とも腹ペコだったのか、ものすごい勢いでミルクをゴクゴクと飲み、

お腹がパンパンになり、飲み終わったときにも肛門を10分ほど刺激して

みましたが、出る気配はありません。

粉ミルクを飲み始めて4日目になりますが、量にしたらそんなに飲んでいなく、

今回、私がやった時が一番飲んだらしいので、うんちは次の日まで待つことにして

寝かせてやることにしました。

次の日の朝、うんちが出たとご丁寧に画像まで添付して送ってくれて、

排泄も5日目に何とかクリアできました。

たくさん分泌された幸せホルモン「オキシトシン」。

生まれて2週間ほどの子猫ちゃん。

ミャーミャーと力いっぱい泣く姿やその寝顔に本当に愛おしさでいっぱいになります。

しばらく感じたことのなかった、この心も体もポカポカあたたかくなるような幸せな感情は

一体どこから生まれてくるのか。

それは、幸せホルモンや愛情ホルモンと言われる「オキシトシン」が分泌されていた

からだと思います。

「オキシトシン」が多く分泌されると、

ストレスが緩和して幸せな気分をもたらすと言われています。

どうして「オキシトシン」が幸せホルモンと言われるのかというと、

オキシトシンが分泌されると、体が休息している時に働く「副交感神経」

優位にしてくれるからです。

反対に体が活動している時に優位に働く「交感神経」は過労やストレス、睡眠不足によって

過剰に働いてしまうと、心拍数が上がって、血管を収縮させて、血圧をも上げてしまいます。

NHK「あさイチ」で紹介された『「だるさを」解消して疲れない生活』を実践してみる。
なかなか疲れが取れなくて、体がだるいというのは脳の細胞がサビている状態。脳の中にある自律神経は過度のストレスなどでサビてしまうので、質のいい睡眠をとり、意識して疲れない動きをしたり、体を温めたり、抗疲労効果が期待される鶏むね肉に含まれる「イミダゾールジペプチド」を積極的に摂ったりして自律神経を働かさずに休ませるのが大切だといわれています。

先日書いた記事でも書きましたが、「交感神経」を働かさせ過ぎないようにするには、

質のいい睡眠や体を温めるなどが必要なのですが、

その他に「オキシトシン」を分泌させることも効果的であると言われています。

「オキシトシン」がもたらすさまざまな効果。

「オキシトシン」心を安らかにする「セロトニン」

やる気を出させてくれる「ドーパミン」痛みを和らげる「エンドルフィン」などの

ホルモンの分泌を促す働きをしてくれます。

また、最近の研究では、全身の血管に「オキシトシン受容体」があって、

「オキシトシン」と結合すると、一酸化窒素が作られて、それが血管を広げるなど

直接作用し、血圧を下げることも判明されています。

そして何よりも、交感神経の働きを抑えて、副交感神経の働きを優位にするといった

自律神経を整えてくれるということは

・ストレスをなくす。

・血圧を正常値にする。

・免疫力をアップする。

・便秘・肩こりを解消する。

・認知症を予防する。

というように、体にたくさんのいい効果をもたらしてくれます。

そして、体がこのように健康でストレスがなくなると、やさしい気持ちになれて、

人間関係も良好になっていき、それは結局「幸せになる」ということにつながる。

「オキシトシン」が幸せホルモンと言われるのはそのためなのです。

「オキシトシン」をたくさん分泌させるには。

元々「オキシトシン」は女性の出産の経過を促進させる物質として発見されたもので、

出産が早い、促進という意味のギリシャ語にちなんで名づけられました。

ですが、女性だけではなく男性にも、そして哺乳類全てに同程度のオキシトシンが

分泌されることがわかっています。

ただ「オキシトシン」は自然に出てくるものではなく、

あえて意識して分泌を促すようにしないと出てこないホルモンです。

では、たくさん分泌させるにはどうすればいいのか。

それは、愛情のこもった皮膚刺激をすること、

つまりスキンシップが一番いいと言われています。

家族や好きな人とのスキンシップはもちろん、ペットなど動物を撫でたりすると

どんどんと幸せホルモン「オキシトシン」と放出してくれます。

また、「オキシトシン」はおいしいものを食べる。美しい景色を観る。いい香りを嗅ぐ。

好きな音楽を聴く。といった皮膚刺激にある触覚のほかに、

味覚、視覚、嗅覚、聴覚といった五感に心地いい刺激する」ことでも

たくさん分泌されます。

そして、もうひとつは、積極的に人と交流をする。」

もちろん自分の大好きな人と交流するのが一番いいのですが、

職場や学校などではそういうわけにはいきません。

ですが、ここで思い出したのがこの記事。

「運のいい人」になるために「利他的な行動」を実践する。
今の私を悩ます数々の問題のほとんどが、私の「利己主義」が原因かも ということに気づき、「利他主義」に変えようと...

につながっていきます。

自分の行動で相手が喜んだり、笑顔になったり、元気になったりする利他的な行動をすると、

結局は「運のいい人」になれるということを理論的に解明されています。

もし、職場や学校で自分に関わる人が苦手な人がいたとしても、

避けるといった利己的な行動をとるのではなく、

積極的に自分からあいさつをしたり、相手の目を見て話しをしたり、

些細なことにも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたりと

利他的な行動をすることで、「オキシトシン」がたくさん分泌されます。

「オキシトシン」で心も体も健康にして幸せになる。

このように自分に心地いい刺激を与えてやることと、

積極的に人と交流することで、分泌される「オキシトシン」。

「幸せになる」「運のいい人になる」方法は理論的にも科学的にも解明されていて

自分の努力次第でいくらでもそうなれるというのがわかりました。

ここのところ、夫や子どもたちとのスキンシップが疎遠がちになっていて、

幸せホルモン「オキシトシン」が不足していましたが、

今回2匹の可愛い子猫ちゃんたちのおかげで「オキシトシン」が体中に分泌されて、

やさしくてあたたかいような幸福感を感じることができました。

自分に「オキシトシン」が分泌させると相手にも同じように分泌されると言われています。

今度からはあくまでもさりげなく、もう少し家族とのスキンシップをしていって、

家族全員が心も体も健康にして、幸せになれるようにしていきたいと思います。

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