「女性ホルモン」と「乳がん」の意外な関係。

あさイチでみた「すべて性ホルモンのせいだった!~女性ホルモン編~」

あさイチで知った「更年期と女性ホルモン」のこと。
NHK「あさイチ」で更年期に頭痛、のぼせ、めまい、不眠に悩まされた主婦がホルモン療法によって症状が改善。胸の張りや不正出血などの副作用はありますが、乳がんのリスクは心配なく適量を使うことで症状がおさまることがわかりました。ですが今までの生活習慣を見直し、運動習慣をつけることが一番の治療法になるかもしれません。

の内容は知らなかったことが多くて驚きの連続でしたが、

更年期の今にこうやって自分の体のことを見つめなおす機会ができて

良かったなって思っています。

そして、知っていたようで知らなかった「女性ホルモン」のこと。

これから訪れるかもしれないいろいろな病気と女性ホルモンとの関係を

もっと知っておこうと思い、自分なりにまた調べていくことにしました。

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分泌される女性ホルモンの量は。

そしてまた驚いたことなのですが、生理、妊娠、出産、肌や髪など体のことから

心や脳の状態まで女性の身体すべてに関わっている「女性ホルモン」は

一生のうち分泌される量がわずかティースプーン1杯分だそうです。

なので、女性ホルモンは微量で作用するために、

わずかでも不足したり過剰になったりすると女性の体に大きく影響を及ぼしてしまいます。

女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)プロゲステロン(黄体ホルモン)

2種類があり、それらは卵巣の中にある卵胞によって分泌されて、

妊娠・出産をしたり、月経をむかえたりします。

ですが、40代後半になると卵胞の数が急激に減少したり、卵胞自体が老化したり

して妊娠しにくくなってきます。

また50代になると卵胞はほとんどなくなるので、月経が終わり閉経をむかえます。

その頃になると女性ホルモンは、悲しいですが、分泌されなくなります。

女性ホルモンから受けていた恩恵。

エストロゲン(卵胞ホルモン)

・女性らしい丸みのあるからだを作る。

・子宮内膜を厚くして受精卵のベッドを作る。

・肌や髪をツヤツヤにする。

・骨を丈夫にする。

・脳の働きを活発にする。

プロゲステロン(黄体ホルモン)

・妊娠を成立させて、継続を助ける。

・受精卵が着床するための子宮内膜の環境を整える。

8,9歳頃から女性ホルモンが分泌しはじめて、50歳近くに訪れる閉経までの

およそ40年の間、こうやって女性ホルモンの恩恵を受けて

女性らしく健康に暮らしていけました。

ですが、閉経とともにこれからはその恩恵が受けれなくなります。

特にエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が

なくなってしまうと今度は

・肌や髪のツヤがなくなって、抜け毛がふえる。

・自律神経が乱れて、自律神経失調症のような症状になる。

・骨粗しょう症になりやすい。

・認知症のリスクが高くなる。

確かに40代後半になって、急激に身体のあらゆるところが変化してきて、

また老化を嫌というほど実感してきたので、この理屈には納得してしまいます。

いいことばかりでない「エストロゲン」。

そしてこの年齢になってもエストロゲンがどんどん分泌してくれたら、

こんな喜ばしいことはないと思ってしまいますが、

今度は反対にエストロゲンが過剰になると乳がんや子宮がんのリスクが高まる

ということを知ります。

私は40歳になってから2年に1回「乳がん検診」は受けていますが、

毎回結果が届けられるまで、不安な気持ちで待たなければいけないほど

「乳がん」に対しての恐怖心がいつも漠然とあります。

だったら、反対にエストロゲンが分泌されなくなってかえって良かったと思ったら

実はそうではなく、エストロゲンの分泌が減り始める40歳から64歳が

「乳がん」にかかりやすい年齢になるそうなのです。

・初潮が早く、閉経が遅い。

・妊娠・出産の経験がない。

・初産の年齢が高い。

・授乳歴がない。

などに当てはまる女性は体内のエストロゲン濃度が高く維持されている期間が長いので、

発症のリスクが高まると言われています。

女性にとってはありがたい女性ホルモンなのにどうしてありすぎると乳がんになるのか、

そのしくみも調べてみました。

「エストロゲン」と「乳がん」の関係。

乳がんは母乳の通り道である「乳管」の細胞ががん化して発症するタイプが多く、

そのがん細胞の60%~70%は、

乳がん細胞の中にあるエストロゲン受容体と体内のエストロゲンが結びついて、

スイッチがONの状態になりがん細胞が増殖すると言われています。

ですが、閉経後エストロゲンはなくなってしまうので、もう大丈夫だわって思いがちですが、

閉経後は脂肪組織や乳がん組織の中にあるアロマターゼという酵素が

少量のエストロゲンを作り続けて、それが乳がん細胞内のエストロゲン受容体と

結合しようとするので、閉経したからといって安心はできません。

それより更年期になると基礎代謝量や脂肪の代謝量が低下するために、

若いころに比べて脂肪を貯めこみやすくなるので、それだけリスクが高まります。

なので肥満には気をつけて、運動習慣をつけることでリスクを減らすことができます。

「飲酒」と「乳がん」の関係。

エストロゲンとは別の話になるのですが、乳がんのリスクを高める

それ以外の要因が「飲酒」です。

飲酒習慣のある人はない人に比べて1.75倍乳がんになりやすいと報告されています。

肝臓で分解されたアルコールはアセトアルデヒドという物質となり、

その時に肝臓の細胞に作用して、がんの原因になる活性酸素を生み出してしまいます。

また、アセトアルデヒドは正常なDNA細胞を異常のある細胞に変異させる性質がある

言われていて、これもまたがん細胞になりやすいと言われています。

なので、飲酒習慣のある女性は「乳がん」にもかかりやすいということになるので、

飲酒習慣のある私にとっては本当に耳の痛い話です。

今までは女性ホルモンに十分に守られてきたおかげで、食事の摂り方や運動など

なんとかセーフだった生活習慣だったかもしれませんが、これからは甘えていた分も含めて

全てのツケが回ってくるのは間違いなく、老後のQOLを良いものにするためにも

更年期の今、ここはもう一度生活習慣を見直すきっかけになりました。

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