白内障手術後の注意点。

75歳になる母は視力がずっと悪く、20代のころからメガネやコンタクトレンズを

使っていたのですが、特に70歳を過ぎてからは、いくら矯正しても見え方が何となく

ぼんやりした感じになる。全体が特に白いものは黄色っぽく見える。

と言っていました。

原因は白内障です。

高齢になると仕方ないことで、また生活する上でも特に支障はなかったのですが

ストレスが溜まるということで母は両目の白内障の手術を受けることにしました。

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白内障の手術を受ける前には。

母はもともと血圧が高く降圧薬をいつも飲んでいたのですが

それ以外に持病などはなく健康で

週4でジムに行ってトレーニングしているので足腰がまだ丈夫なのです。

ですが手術をして片目が見えにくくなってしまうと

歩行が危険なので、早い目に手術をした方がいいと思い手術を決断しました。

高い血圧が少し問題でかかりつけの病院で検査を受けて主治医の診断書を提出して

手術が可能となりましたが、もしもっと高血圧だったら手術を受けることすら

叶わなかったかもしれません。

手術前の説明は家族同伴が必要なので、私が会社を休んで付き添いました。

かかりつけの眼科医の先生は近所でも評判の先生らしく、丁寧な説明で私も安心しました。

手術の時に入れる人工水晶体(眼内レンズ)の視力のことを話し合った時、母はどうせなら

遠くまでよく見えるようにしたいと要望しましたが、先生はそうすると老眼のために近い距離

のものが今までより見えにくくなると言います。

今までは幾分残っていた眼球の調整機能が水晶体に働きかけていくらか見えていたのですが

それを人工水晶体(眼内レンズ)に変えたら、その調整機能は全くなくなってしまうので

遠いところに合わせたら、近くが見えなくなる。

近いところに合わせたら、遠くが見えにくくなる。

ということなので極端な見え方は諦め、遠いところも近いところも程よく見える

ようなくらいの視力にしましょうと。

ここは先生におまかせすることにしました。

生活面でもたくさんと注意事項があります。

最後に看護師さんから日常生活における注意事項を受けます。

手術後はお風呂は2日後、洗髪は4日後から可能となって、毛染めは1ヶ月は控えるように

言われたので、前日まで美容院に行って散髪をしておいて、一緒に毛染めもしておきます。

また、外出する時はしばらくは保護用のメガネが必要だそうで、薬局にあったメガネは

機能重視であまりおしゃれではなく、母は嫌だというので帰りにJINSに寄って

花粉CUTメガネを購入しました。

JINSのメガネは価格も薬局で売っていた保護用メガネとほぼ同じくらいだったので、

母も満足していました。

手術当日になりました。

その眼科の手術日は水曜日の午後のみになっていて、行きは手術前だったので、

母は一人で病院に向かいます。

ただ、帰りは手術した左目にガーゼを付けてで危ないので、迎えは妹がしてくれました。

12時30分に着くと、この日同じ白内障の手術を受ける患者さんは母を含めて4人いたそうで、

母の順番は最後でした。

受付をしたらすぐにに呼ばれて、まずは手術する左目に局部麻酔をします。

麻酔と聞くと注射や吸引マスクなどのイメージがあるのですが、白内障の手術の場合は

目薬を差すだけで痛みは全くなく安心です。

ただ、母の場合、その目薬を数回差して手術室に入るまで1時間30分待たないといけなくて

その待ち時間が一番大変だったと言ってました。

手術室に入ったのが14時頃、病院に着いてから1時間30分後に始まりました。

洋服の上から手術着を羽織り、頭にはキャップをします。

予めピアスや入れ歯等を着けている場合は外しておきます。

ベッドに横たわると目の部分だけが開いたシートを被されて、瞬きできないように瞼を固定

する器具なようなものを装着するようなのですが、麻酔のせいで感覚は全くないそうです。

この時に手術室にいたのは眼科医や麻酔医の先生が3~4人と看護師さんが2名いたそうで、

看護師さんがずっと手を握って声掛けをしてくれたそうで、母はとても安心したと言って

います。

目の感覚は全くなくなっていたそうなのですが、先生の手の影が近づいてきた時に

一瞬チクッとしたらしく、母は動かずに声を出して、それを伝えると麻酔がまだしっかりと

効いていないということで水っぽい液体をじゃーっと掛けられたと言っています。

先生が手術中に手順を話ながらするそうなのですが、まず眼球に小さな創口を作って、そこに

液体のようなものを入れるらしいのです。

そして、水晶体の中にある濁った内容物を吸い出すのと同時に細かく砕いた水晶体も

一緒に吸い出します。

最後に人工の水晶体(レンズ)を入れて、患部に分厚いガーゼを当てて、終了です。

あっという間だったらしく、時間としては15分くらいだったそうです。

少し安静にして、看護師さんに再度注意事項を聞き、部屋から出たら、すでに妹が迎えに

来てくれてて、そのまま手を引いてもらって帰宅したそうです。

病院を出たのが15時過ぎだったので、病院に着いてから出るまでおよそ2時間30分を

要したことになります。

昔は白内障の手術は入院しないといけませんでしたが、今はたったこんな時間で手術できて、

日帰りで帰れるなんて本当にすごいことなのですが、それでも手術には変わりないので、

その後のケアが大変で、それがきちんと守れて管理する必要があります。

術後のケアについて。

手術の当日は食事は普通に摂っても構いませんが、飲酒はキズの治りを遅くするので禁止で、

入浴・洗顔・洗髪も誤って目に水や指などが入ってしまうと危険なので、こちらも禁止です。

就寝時は病院からもらった保護用のプラスティック製の眼帯を着けて寝ます。

次の日、朝一番に病院に行って、ガーゼをとってもらい、診察を受けるのですが、

この時母は目に映ったものが今まで黄色っぽかったものが全て鮮明に見えて、それが何より

感激したと言っています。

恐らく、若い頃から視力が悪い母は裸眼でここまでクリアにものが見えたことがなかった

ためで、もし視力がずっと良かったらこんなに感激することはなかったと言っています。

その日から一日3回の点眼が約3ヶ月始まります。

症状が良くなってきたからと勝手に辞めてしまうと感染症の原因になるので、必ず先生の

指示にしたがって続けていかないといけないそうです。

また、術後翌日から首から下だけの入浴シャワーのみはいいみたいで、術後2日後から

入浴が可能になります。

ただ、洗顔は濡れタオルで拭くのみで、術後5日後でやっと洗顔と洗髪が可能になります。

白内障の手術に伴う不便なこと。

母は健康のためにスポーツジムに行く以外に外出する用事が特にないので良かったですが、

例えば仕事をしていたり人に会う機会が多い人なら、清潔面で我慢をしないといけないのが

大変かもしれません。

また、それが両目となれば、一週間後にまた同じ生活リズムになるので、およそ2週間は

まともに入浴したり洗髪や洗顔ができないので、お化粧はもちろん肌の手入れもできなくなり

また、アイメークや毛染めも一ヶ月はなるべくやめてくださいと言われていたので、

身だしなみを気にする場合はその辺も考えてから、白内障の手術を受ける決心をしなければ

いけないなぁと思いました。

母はその後、視界がクリアに見えて視力もだいぶ良くなったので、今まで使っていたメガネは

合わなくなってきたため、視力が安定する2~3ヶ月を待ってからの新調すると言ってます。

母は視力が0.5まで上がったので、裸眼でも問題なく過ごしていけると言ってますが、

やはりお仕事などで目をよく使う人なら、視力が安定するまでの間のメガネのこと

考えておく必要があるようです。

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