驚きの事実「骨密度は若さのバロメーター」だった。

先月受けた骨密度の検査で私の大腿骨の骨量が減少していることがわかりました。

高齢の義母や実母がそのことで悩んでいて、他人事ではないと思っていましたが、

実際自分も骨粗しょう症の一歩手前だということがわかるとやはりショックです。

そして、もう一度骨について調べているうちに骨量減少というのは

「骨粗しょう症からの骨折」よりももっと怖いことがあると知り、

どうにか骨量を増やしていかないといけないなと思っています。

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シワの原因は骨にあり!骨密度は若さのバロメーター。

そこで、またいろいろと調べているうちにたどり着いた興味深い情報が、

今度はNHKのBSで放送されていた「美と若さの新常識」という番組にありました。

実際にはその放送は観てないのですが、NHKの公式サイトに番組内容が

詳しく書かれていたので、まとめてみました。

「シワの原因は骨にあり!骨密度は若さのバロメーター」。

何とも興味をそそるタイトルです。

骨密度は20代前後をピークに年齢とともに低下していくのですが、

その骨密度と見た目の若さとは密接に関係していることを実験で証明していく内容。

要するに見た目の若い人は骨密度が高いということが確認されています。

20代と60代の顔の骨を撮影して比較すると、著しく違いがあるのがわかります。

それは眼のくぼみ、いわゆる眼窩といわれる部分で20代のものと比べて60代の眼窩は

前後左右に拡大しているのがはっきりとわかります。

それは骨密度が減って、骨自身が縮んで小さくなっていることを意味しています。

顔の土台として支えている骨が縮小すると、表面の皮膚との間に当然隙間ができてくる

のですが、その余った皮膚が深いしわやたるみになるというのです。

重要な脳や顔の筋肉を支える顔の骨は体の中でもとくに骨密度の高い場所で、

若い女性の平均の骨密度から60代になると以下のように減少してしまいます。

腰      1.23g/cm2 ⇒ -12%

下あご    1.52g/cm2 ⇒ -22%

上あご    1.76g/cm2 ⇒ -14%

腰のと比べて、骨密度が高い、下あごと上あご。

それが60代になると、特に下あごの骨密度が大きく落ち込んでいます。

それを実証するのが、ほうれい線や口元やあごのたるみといったマリオネットライン

言われる私たち女性が顔の中で一番気になる部分。

その部分の老化は下あごの骨密度の低下が原因だとわかれば納得です。

番組では、40代後半から50代後半の4人の女性の顔写真を並べてあり、

その中で特に50代である3人の見た目が、年齢より明らかに若く見えるのですが、

その3人の顔の骨密度を測定してみると、

3人とも実年齢の平均の骨密度より高いという結果が出たのです。

これには思わず私もうなずいてしまいました。

骨密度と若さの関係とは。

前回の記事でも書きましたが、骨に衝撃を与えれば骨細胞がそれを感知して

「骨を作ろう!」と命令をします。

すると、骨を作る骨芽細胞「オステオカルシン」というメッセージ物質を出します。

その「オステオカルシン」が若さを生み出すホルモンで、

この番組では実際に「オステオカルシン」を使った2つの実験が行われます。

<1つめの実験>

マウスのえさに「オステオカルシン」を混ぜたものと混ぜてないものを

4週間食べさせます。

マウスの脂肪細胞をそれぞれ比べてみると、

「オステオカルシン」を混ぜなかった脂肪細胞はパンパンに大きくなっていて、

混ぜた方は脂肪細胞が小さく、細胞同士に隙間があったのがわかりました。

この実験で、「オステオカルシン」は脂肪細胞を健康な状態にしてくれることが確認でき、

ダイエット効果があるということがわかりました。

<2つめの実験>

培養した人間の皮膚の細胞を6個あるシャーレに入れて、

そこに「オステオカルシン」を加えて、紫外線を当てて活性酸素を発生させます。

特殊な光で緑色に発光した活性酸素を確認してから、

ひとつずつ「オステオカルシン」の量を変えて、さらに加えていきます。

すると、「オステオカルシン」の一番濃度が低いシャーレは緑色の光が残っていますが、

一番濃度の高いシャーレ緑色の光が見えなくなり、

活性酸素がほぼ消えたということになります。

今、私が一番気になる「活性酸素」にまで効果があるなんて、嬉しい情報です。

この2つの実験で、「オステオカルシン」は

・ダイエット効果がある。

・活性酸素を消失させる。アンチエイジング効果がある。

ことが実証できました。

ですが、福岡歯科大学の平田教授はその他に

・神経細胞に働いて、活性度を高める。

・免疫機能を高める。

・男性の精力を高める。

といった効果も動物実験で確認されていると言っています。

骨密度を上げて「オステオカルシン」をたくさん作る方法。

骨に衝撃を与えることで、骨芽細胞から出るメッセージ物質オステオカルシンは

いいことずくめの骨ホルモンであるということがわかりました。

では、骨密度を上げるには具体的にどのようなことをすればいいのか。

歯科医の高石先生は、女性が気になる下あごの骨密度についての20年以上研究していく

うちに、宇宙飛行士を見て出した答えがガムだそうです。

無重力状態での生活をする宇宙飛行士が、1カ月で急速に骨量を減少させてしまうのは

やはり力のかからない環境にいるためだと言われています。

骨を作るには重力、力がかかることがとても大切になってくるので、

同じように下あごの骨密度を高めるためには、咀しゃく力が必要になってくるというのです。

ものを噛んだ時に奥歯にかかる力は100kgとか500kgといわれていて、

1日10分ガムを噛むことで骨密度と筋肉に十分に力がかかると話されています。

また、別の方法として、福岡歯科大学の平田教授はジャンプをするのが効果的である

と言っています。

バレーボールなどでジャンプをした時にかかる足への衝撃を骨細胞が感知して、

骨細胞が「骨を作ろう!」と指示を出し、それが全身に伝わり、

足への衝撃であっても顔の骨も作られるようになります。

でも、私のようにバレーボールをする機会が全くない人はどうしたらいいのでしょうか。

一番簡単なのは「かかと落とし」といって、

つま先は地面につけて、かかとだけを上げてストンと地面に落とすというもの。

重力がかかることが大事なので、

体重が60kgの人を例にすると、かかとへの負荷は、

かかと落としの場合は、およそ3倍の180kgになります。

10cmぐらいの台からジャンプして下りる場合は、およそ4倍の240kgになるそうです。

やはり、「ジャンプ」の方が骨にかかる負荷が大きいようですが、ひざを痛めたりする

心配があるので、「かかと落とし」の方が自分のペースでできていいような気がします。

骨密度を上げるためにしてみた3つの実験の結果。

番組では、40代の女性3人に協力してもらって、3つの実験を2週間行います。

①「ジャンプ運動」

床から10cm程度ジャンプして、足の裏全体で着地する。1日30回。

②「その場足踏み」

椅子に浅く座り、つま先を上げた状態で、かかとから地面に下ろしながら足踏みをする。

1日30回。3セット。

③「ガムを噛む」

1日10分程度ガムを噛みながら、日常生活を過ごす。

2週間後の実験結果、オステオカルシンの数値はどのくらい増えたかというと、

①「ジャンプ運動」  12.6ng/mL ⇒ 13.2ng/mL

②「その場足踏み」  11.8ng/mL ⇒ 12.3ng/mL

③「ガムを噛む」   10.2ng/mL ⇒ 10.1ng/mL

①と②は効果が少し出ていましたが、③は変化なしでした。

先生方は継続することが大切なので、ガムを噛むも継続していくと効果があらわれる

と言われていました。

前回と今回の記事で知った「オステオカルシン」のすごい効果。

そして、とても簡単な方法で「オステオカルシン」を増やすことができるので、

まずは「かかと落とし」は仕事中や家事の合間など、気がついた時にしていこうと思います。

あとは、普段の生活の中で「寝転がるより、座る。座るよりも立つ。立つよりも歩く。」

を意識して、こまめに体を動かして、骨に刺激を与えていくことを心がけます。

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